74~81年までに販売されていたシングルカッタウェイのLes Paul Specialを復刻したモデルとなります。


今となってはLes Paul Customと言えばハムバッカーが搭載されたメイプルトップにマホガニーバックの物を思い浮かべる方が多いと思います。50年代のLes Paul Customはオールマホガニーで粘り気のあるガッツがあるサウンドが魅力です。指板材は近年希少になりつつあるエボニー指板です。ピックアップはフロントにP-480、リアにP-90が搭載されています。フロントのP-480は通称アルニコVとよばれ、そのサウンドはとても上品でメロウなサウンドでダイナソニックにも近いサウンドです。重量も軽く、ステージやレコーディングで大活躍間違い無しの1本です。

60年代前半のTelecasterの生産本数は著しく少なく珍しいです。こちらのEsquireは元々1PUですが2PU仕様にモディファイを行なっております。ネックグリップも62後半〜63年に稀にある肉厚で太い形状をしています。ボディは軽量なアッシュが使われており、この重量からは想像出来ない図太いサウンドが魅力の1本です。クリーンサウンドからドライブサウンドまで完璧にこなします。

スモールヘッド最終期のCBS移行後の過渡期の仕様でパールドットにインディアンローズウッド指板、グレイボビンが搭載されています。Pre CBS期の面影を残しつつも高域の倍音感強めの少しパワフルで元気なサウンドが魅力です。JIMI HENDRIXが1967年のモンタレーフェスティバルで使用した有名なサイケデリックペイントが施されたストラトも65年製でしたね！この時期のサウンドはとてもオールラウンドなサウンドで幅広いジャンルにマッチします。

60年代前半の335と比べるとセンターブロックの空洞部の割合が増えており、60年代後半の個体はよりエアー感が増したアコースティックなサウンドが魅力です。スモールヘッド、iドット有りのロゴ、1ピースネックなど人気の仕様になっております。ジャズからロックまで幅広いジャンルで活躍間違い無しです。

1969年に製造が開始されたLes Paul DeluxeですがそれまでのLes Paulには採用されなかったMini Humbuckerを搭載されています。基本的なスペックとしてはラージヘッドに3ピースマホガニーネック、1ピースマホガニーバック、3ピースメイプルトップに指板材にはインディアンローズウッドが採用されています。当時の同時期のLes Paul Standard(1968〜1969)と同様のウッドマテリアルが使用されており、P-90が搭載されたStandardと比べてもMini Humbuckerが搭載されたDeluxeのサウンドは同時期のNumbered P.A.Fと比較してより50s P.A.Fに肉薄な倍音溢れる歯切れの良いサウンドが楽しめるでしょう‼︎

SGと言えばAC/DCのアンガスヤングを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか⁇ラージピックガードにロングヴァイブローラー、ウォルナットカラーが渋い1本です。サウンドに関してはこの年代のSGのPUルーティングは3PUのCustomとも共用になっておりセンターPUザグリも空いています。更にPUがピックガードマウントになっており、ブライトでエッジが効いたロックサウンドの中に何処となくふわっとしたエアー感を感じます。ドライブサウンドは勿論、クリーンサウンドも最高な1本です。

ユニークな形が目を惹くFlying Vですがその歴史は長く、1958年に登場した後に1959年に一度生産を終了し、1966年にそれまでとは異なった新しい仕様で再生産が開始され、それから何度か生産中止と再生産を繰り返し、1975年よりレギュラーモデルとして生産が開始されます。本個体は1980年製でネックはボリュート有りのマホガニー3ピース、ボディはマホガニー2ピースボディ、PUには刻印ナンバードP.A.Fが搭載されています。ヘッドの先端が丸みを帯びている事で通称『丸ヘッド』と呼ばれたりもする時期ですね。70〜80年代のハードロックブームを象徴するギターと言っても過言では無いでしょうか？粘り気のある中域が豊かなサウンドはとても癖になります。メタル〜ハードロックのイメージが強いですがクリーンからドライブサウンドまでオールマイティに使える1本です。とても軽量な点も嬉しいポイントですね。

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